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所謂擬人化。それも競走馬。
左からナカヤマスウェプト、ナカヤマフェスタ、ナカヤマナイト。これを描いた時点での現役馬はナイトのみです。
全部和泉御大の所持馬で、フェスタとナイトは中央、スウェプトは地方馬です。この中だとフェスタが一番愛しい。

※以下、語りが長いです※
服は勝負服を全員で分配した感じです。
フェスタの服は勝負服のボーダーと袖の青をパンツに。ベルトは凱旋門=フランス=トリコロールで。ペンダントには「チームすみれの花」をイメージしてすみれ…潰れたけど。
ナイトは帽子のみ。しかも青ラインなのを失念してて白にしちゃった。でも色的にはこれでいいやって思ってる。
スウェプトはパンツとブーツ、というか下半身全部。後一応、袖を実現出来なかったので、シャツも青にしといた。
髪色はそれぞれのタテガミの色から頂いたけど、スウェプトだけはどう表現していいか分からなかったのでグレーに。スウェプトは芦毛なんだけど、タテガミが黒くてちょっと自分の力量じゃ無理でした。
一応特徴としては、フェスタの毛が一切跳ねてないのは、彼が恐ろしくパッツンだから。どこでそんなに綺麗にカットして貰ったの?と聞きたいくらいにパッツン。(※競走馬の毛は切らない方がいいらしい。5歳以降のナリタブライアン参照)
スウェプトはツンツンふさふさなので。
ナイトはたてがみが綺麗過ぎて笑えるくらい。キラキラ。とにかくキラキラ。
顔もそれなりにイメージを。牝馬みたいな優しい顔をしたフェスタと、色んな馬の中でもイケメンのナイト、きょとーんとしたスウェプトって感じです。

フェスタとナイトは調べれば嫌と言うほど出てくるだろうけど、スウェプトの存在は薄い上に結果が残せず登録抹消されたので、一応補足しておきますね!
ナカヤマスウェプト→父はスウェプトオーヴァーボード。母はレビューナカヤマ。
オーヴァーボードさんは後継種牡馬がいなかったので、日本にやってきたアメリカのG1馬。芦毛。
母は歴代の名馬を産む牝馬の例に漏れず、500万前後で走ってタイプ。
そんな2頭の間に生まれたスウェプトはあんまり位走らなかった。地方競馬でちょいちょい走ってた。

でも、ある日転機が訪れる。フェスタが世界最高峰と言われるフランスの凱旋門賞に挑戦することになった時に、仲良しだったので帯同馬として一緒にフランスへ。
馬は群れて生きるものなので、帯同馬は出来る限り仲が良いか同じ調教師の抱える馬が選ばれるけど、フェスタの場合は遠征が苦手だったので能力に圧倒的な差があるスウェプトが選ばれました。
フェスタと一緒に訓練して、前走のフォワ賞は調教風景のようなレースで2着(6頭中2着)。本線の凱旋門では後に日本にやってくることになるワークフォースと叩きあいになり、アタマ差2着。
過去に凱旋門2着になったエルコンドルパサーより差を詰めて2着になったので、実質日本最強馬の仲間入り。帯同馬になったスウェプトや調教師の力なくして、フェスタは2着になれなかったわけで。
つまり、何を言いたいのかって言うとスウェプトさんも頑張ったよ!ってこと。
で、現在は乗馬行きになったようです。乗馬行きと言うと黒い噂が絶えないけど、幸せな余生を送ってるといいんだけど…。
フェスタは期待値も高く種牡馬入りしたし、ナイトも種牡馬入りしそうだし…。(フェスタとナイトのお父さんはステイゴールド。この馬の血を引いた仔は大体走る。ステゴパワーはオルフェーヴルとかドリームジャーニーとかゴールドシップでも参照すればいいと思います。更にステゴの父はサンデーサイレンスという恐ろしい遺伝子持ちだから、ついでに見てもらうといいよ!サンデーの仔はサイレンススズカとかディープインパクトって言うだけで、その強烈な遺伝が分かるはず)

だからって言っても競走馬全部が好きなわけでもなく、フェスタの背負ったドラマが本当にドラマチックで大好きなんです。ナイトが好きなのはフェスタの名前の第二候補だったから。

余談
ゴールドシップは父父にサンデーサイレンスと母父にメジロマックイーンの血が入っててステイ×マック=ステマ配合と言われてます。そしてサンデーがどういう理由か大好きで大好きで仕方なかったマックとの黄金配合になった辺り、もうサンデーのマックへの執着としか見えない。
SSもマックも牡馬ですよ。でもサンデーがマックが好きだったんだから仕方ない。
2012.08.18

 

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