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血ですよー、とアナウンス入れようかと思ったけど、たいしたことないペイントスタイルだったのでこのまま。
セントサイモンの血を持たない最後のダービー馬、トール様。超凶暴。
セントサイモンと同じ父で、セントサイモン同様の気性の荒さは父のガロピンのどっかにあったとしか思えない。(荒いという軽いレベルじゃなくて、本当に凶暴)
セントサイモンの話をし始めると長いけど、トールは実に簡潔な話しかないので、wikiに頼らないでもここに書けるレベル。
第二次世界大戦中に挑発してきたドイツ兵2人をこの世から葬った→繁殖中に牝馬を瀕死にさせる→安楽死。この三段論法でトールを語れる件。
ただ、兵士は良くて牝馬がアウトなのって言われそうだけど、この仔は元々フランスの馬で後ほどイギリスで繁殖を行っていたため、枢軸国の兵の命の重みはペンペン草レベルでした。
そして何よりも、セントサイモンの悲劇に影響されていないダービー馬ってのはトールを語る上で外せないことなのです。
2012.10.30

 

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